家族構成でこんなに変わる!共働き・扶養家族がいる場合の控除上限額一覧
ふるさと納税を行う際、自分の「年収(額面金額)」だけでシミュレーターに入力して上限額を把握した気になっていませんか?実は、ふるさと納税の控除上限額は年収だけでなく、「家族構成」や「配偶者控除・扶養控除の適用有無」によって数万円単位で大きく変動します。
独身の方と、配偶者を養っている方、高校生や大学生のお子さんがいる方では、同じ年収であっても上限枠が全く異なります。本記事では、家族構成による上限額の違いと具体例をわかりやすく解説します。
1. なぜ家族構成で控除上限額が変わるのか
ふるさと納税の上限額は「納める住民税の所得割額(約10%)」をベースに計算されます。
配偶者控除や扶養控除を受けている場合、税金計算の元となる「課税所得」が控除の分だけ低くなります。課税所得が減ると納める住民税額も下がるため、それに比例してふるさと納税の控除上限枠も狭くなります。
つまり、「節税控除をすでに受けている人ほど、ふるさと納税の上限枠は少し低くなる」という仕組みになっています。
2. 家族構成別・年収ごとの控除上限額(目安一覧)
以下は、一般的な給与所得者(会社員)の年間上限額の目安です。
- 年収400万円
- 独身 または 共働き:約42,000円
- 夫婦(配偶者控除あり):約33,000円
- 共働き + 子1人(高校生):約33,000円
- 年収600万円
- 独身 または 共働き:約77,000円
- 夫婦(配偶者控除あり):約69,000円
- 共働き + 子1人(高校生):約69,000円
- 共働き + 子2人(高校生と大学生):約57,000円
- 年収800万円
- 独身 または 共働き:約129,000円
- 夫婦(配偶者控除あり):約120,000円
- 共働き + 子2人(高校生と大学生):約109,000円
※「共働き」は、配偶者控除の適用を受けていない(配偶者自身の年収が201万円以上ある)状態を指します。
※中学生以下のお子さんは税制上の扶養控除対象外のため、上限額には影響しません。
3. シミュレーション時の注意点
- 高校生(16〜18歳)と大学生(19〜22歳)の違い:19歳以上23歳未満のお子さんは「特定扶養親族」となり、控除額が大きくなるため上限額がさらに下がります。
- 住宅ローン控除やiDeCoとの併用:家族控除に加えてiDeCo(個人型確定拠出年金)などを併用している場合、さらに上限額が下がります。
4. まとめ:正しい家族構成を入力して誤差を防ごう
シミュレーターを利用する際は、必ず「配偶者の有無」「お子さんの年齢」を正確に設定しましょう。正しい家族情報を反映させることで、上限オーバーによる予期せぬ自己負担を防ぐことができます。
参照サイト:
- 総務省|ふるさと納税ポータルサイト(全般的な仕組み・控除額の目安) (https://www.soumu.go.jp/furusato_tax/mechanism/deduction.html)
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